尖圭コンジローマ
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ヒト・パピローマ・ウイルス(HPV)の感染によって発症する性病で、独特のイボ状のものが膣や肛門の周りにできます。感染から発症まで約3週間~3か月といわれ、初期症状ではほとんど痛みが無く、少しかゆみがある程度です。
症状
イボ状のものは最初、米粒または小豆粒くらいの大きさですが、症状が進行するとイボ状のものがカリフラワー状になり、外陰部全体が腫れあがります。
かゆみ、発熱、排尿痛、性行為時の痛み、歩行時の痛みがでてきます。
検査
肉眼で判断できます。おりもの検査をする場合もあります。
治療
べセルナクリームによる治療、治りにくい場合には電気メスによる切除もあります。
ヒト・パピローマ・ウイルス(HPV)とは
性行為や性的接触のある女性は、60%~80%の確率で生涯に一度は感染するとされている一般的なウイルスです。
皮膚に感染する型と粘膜に感染する型とで100種類以上の型が発見されています。HPVは尖圭コンジローマをはじめ、子宮頸がん、肛門がん、など多くの病気の発生にかかわるウイルスです。
予防には、原因のヒト・パピローマ・ウイルス(HPV)ワクチンが効果的です。