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お知らせ
生殖臓器で亡くなるということ
2021.09.04“生きていくのに必要な臓器” を “Vital Organ”と云います。
脳・肺・心臓・胃・腸などがこれにあたります。生きていくのに必要な臓器なので障害を受けると直ぐ“死”に至ります。
これに対して生殖臓器は、癌になっても他の臓器に転移し、進行しない限り、死に至るまでの期間は長くなる場合が多くなります。
死に至らなくても生殖機能廃絶は避けられません。
「早く見つけて癌になる前に予防していれば」と日々の診療で感じることは、多々あります。
卵巣腫瘍はおいくつになられてもでき、症状が全くない状態で見つかる場合もあるので、年に1回の超音波を全女性にお勧め致します。
これに対して子宮頚部癌・子宮体部癌は、出血の症状があるので『不正出血』があれば、子宮がん検診受けていただくことが必要となります。
出血が起きてからでは、既に『癌』になっている場合もあるので、出血がなくても『2年に1回の住民検診』を利用して子宮がん検診を受けて下さい。保険医療で受けるより経済的です。
当院では、『前癌状態』を『癌』に進行させない目的で『ルミナスCO2レーザーを用いた子宮頚部異形成蒸散術』を実施しております。
話は壮大ですが、『道東地域の子宮頚がん撲滅』を目指しております。
何故、子宮頚部がんはこれからも増加するのか?
子宮頚部がんにならないためには、どうすれば良いのか?
子宮頚部がんの予防は何故、可能なのか?
その背景を説明し、その対策を具体的に記載しております。トップページ、または診療内容から『CO2レーザー』をクリックすると当該ページを閲覧できます。是非、ご一読下さい。
《釧路市 産婦人科 くしろレディースクリニック》