MEDICAL CARE

診療案内

更年期障害

無排卵となり、女性ホルモンが低下、脳がそれを感知し、卵巣に排卵を命令するホルモンを上昇させます。
命令があっても卵巣には排卵可能な卵子がないので身動きが取れません。
卵巣が云うことをきかないので脳がパニックを起こし、意識しなくても自然に働く神経(自律神経)が暴走します。
結果として、顔のほてり・のぼせ・発汗・動悸・急に暑くなったり、寒くなったり・不安感・焦燥感・イライラ・息切れ・不眠・頭痛・胃腸の調子が悪い・便秘・下痢・無気力・集中力低下が起こります。
症状の出方には個人差があり、つらくて治療が必要な人もいれば、ほとんど感じずに過ごせる人もいます。人によって強く出る症状も異なります。
症状が出始めるのは45〜55歳位、生理の間隔が3週間を切ったり、5週間以上になったり、少量の不正出血が止まらないなどの状況が続いてから起こります。
血液検査で間違いない診断ができます。
生理は基本的に順調なのだけれど、不順なこともある方は生理期間中に採血します。
生理不順・不正出血継続の方は、本格的な生理を起こした後で生理期間中で採血します。
人によりますが、6ヶ月以上生理が無い方は何時でも採血可能です。

 

治療について

女性ホルモンが低下して起こる症状なので、治療は、女性ホルモン補充療法が効果的です。
女性ホルモンは、女性が健康に生きるために必要なホルモンで、美容効果だけではなく
骨粗鬆症・高脂血症・高血圧の改善にも有効です。
更年期かなとお思いなら、御来院下さい。

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