不妊相談
初回不妊治療相談は、事前に電話予約をしたうえで御来院下さい。
予約時間は、月・火・木・金曜日の8時45分および13時45分、水曜日の8時45分となります。
治療が必要かどうかは、検査をしなければ判断出来ません。
当院では血液検査から検査を開始します。生理開始1日目〜7日目までにご来院下さい。
不妊とは、生殖年令の男女が妊娠を希望し、1年間避妊すること無く性交渉をおこなっているにもかかわらず、妊娠の成立を見ない場合をいいます。
妊娠に至り妊娠が継続するには
- 排卵が可能であること
- 精子を迎え入れる頚管粘液分泌があること
- 卵管を精子および受精卵が移動可能であること
→〈卵管因子による不妊〉 - 受精卵が着床する子宮内膜が肥厚すること
- 受精卵と子宮内膜の接着が可能であること
→〈着床因子による不妊〉 - 妊娠継続に必要な黄体ホルモン分泌が十分なこと
- 直進運動可能精子が一定数存在すること
→〈男性因子による不妊〉 - 本人とパートナーに妊娠に必要な遺伝子異常がないこと
が必要です
当院では不妊症の原因を探るために以下の検査を実施します
生理が28日前後で来る方
- 生理開始1日目〜7日目
排卵に関わるホルモン採血・35歳以上の方は、卵子の在庫確認 のAMHを追加 - 生理開始8日目〜10日目 子宮卵管造影検査・腹部X線検査
- 生理開始12日目〜14日目 頚管粘液検査・子宮内膜の厚さ確認・排卵する卵胞の大きさ 確認・子宮頚部がん検診・クラミジア検査
※治療は、検査と違いオーダーメードになります。その方に必要な治療介入となります。タイミング法・人工授精・体外受精などの方法がありますが、どの方法にせよ同じ方法で妊娠成立可能なのは、7回までと考えられています。その回数を超える前に次のステップに進むことをお勧め致します。